買付営業のヒント集④ メール追客編

問い合わせ下さったお客様に2回ほどメールをして、レスポンスが無ければ「あの客は買えない客」、「家を買う姿勢がなっていない」、「失礼にも程がある」等と言って追客を諦める営業マンが散見されます・・・というよりも、そんな営業マンの方が多いように思います。

しかし、たった2回程度のメールでお客様を切る等という事では営業マン失格であり、お客様を切っているつもりが、お客様に切られている事を強く認識すべきです。

このような追客は絶対に行ってはいけません。

メールの返信が頂けるお客様の次のアプローチとしては、「直接お話しが出来る」状態を目指して下さい。メールのやり取りだけで不動産を売る事は絶対に出来ませんので。

電話番号を教えて貰ったり、来店や案内を促したり等、早々にお客様に会うように働きかけましょう。

まるでメル友のように、お客様に物件情報を流し続け、お客様とメールのやり取りを行っている営業マンもいますが、不動産の営業はお話をしない事には始まりません。

①ホームページはメールアドレスを集める箱
②メール追客は電話番号を聞くツール
③電話はアポイントを取る道具
である事を忘れないで下さい。

レスポンスの無いお客様に対しても、諦めずにメールを送り続けなければならない・・・とは言うものの、見込みが無いかも知れないお客様に、一生懸命メールの文章を考えるのは空しく又、非効率的でもあります。

そこで、「どんなお客様に対しても、このメールだけは送る」という「追客メールテンプレート」を5本ほど制作しておき、その5本のメールは必ず送りきるという方法で追客して下さい。

お客様を勝手に切る事は許されませんが、見込みが全くないお客様を追い続ける事も許されませんので、システマティックな対応を心がけて下さい。

この「売買仲介買付営業時のヒント集」は、梶本のクライアント先で、売買仲介営業マンの教育用に作成した小冊子を基に構成しております。
このヒント集は「不動産の素人が、入社三ヶ月以内に自力で1本契約する」事を目的に作成しておりますので、ベテラン営業マンの方には物足りないかも知れませんが、営業の基本を再確認する意味で読んで頂ければ嬉しいです。
又、このヒント集のページの内容に関するご質問は、0120-050-175までお気軽にお問い合わせ下さい。

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