【まとめ|不動産ポータルサイトの担当者コメントとは?】
不動産ポータルサイトの担当者コメントとは、物件の特徴に担当者の言葉を添え、住まいを探す方に暮らしのイメージを届ける文章です。駅までの距離や間取りだけでなく、どのような方に喜んでいただける物件なのかを考え、通勤先までの所要時間や動画で見ていただきたい場面を具体的に伝えます。大切なのは、文字数を埋めることだけを目的にせず、お客様が知りたいことを丁寧に書くことです。反響を見ながら想定するお客様や伝え方を見直し、その物件での暮らしが自分に合うかどうかを判断していただけるコメントに育てていきます。
不動産ポータルサイトは不動産会社にとって集客の大きな柱になっています。では、ポータルサイトから多くの反響を獲得するためには、どんな工夫が必要なのでしょうか。
掲載物件写真点数を増やすことで、写真の見栄えを良くする等、「綺麗な写真をいっぱい載せる」ことが大切です。
しかし…そんなことはもうご存知ですよね?
そして、あなたのライバル会社もそんなことは百も承知のはずです。
自社分譲地や自社買取物件なら、プロの写真家に依頼して撮影してもらうこともあるでしょう。しかし、普通の仲介物件でそんな手間暇や、お金はかけられません。つまり、写真では差別化し難くなってきているのです。
では、写真の工夫以外でポータル反響数を増やす方法を1つお伝えします。
それは「文字で反響を誘引すること」です。
例えば、駅から10分の物件があったとします。普通は「○○駅徒歩10分」とだけ記載します。しかし、このような一般的な文言ではなく、その物件を購入される方の人物像(ペルソナ)を想定し、その方に響くような文言を記載してください。
ペルソナを「品川駅に会社がある方」に設定するなら、「自宅から品川駅まで45分(○○駅徒歩10分、○○駅から品川駅まで35分)」といった具合にコメントを作成します。そして、もしもこのコメントで反響が獲れなければ「品川駅じゃなくて、次は横浜駅まで○○分の記載にして、横浜に通勤している方に訴求して行こう」と変更することが可能です。ただの「○○駅10分」だけでは、改善の余地がないですからね。
その他にも動画を使った、次のような方法があります。
ポータルサイト上で物件の動画を公開している不動産会社様も多いと思います。しかし、その動画の説明コメントには、「室内動画公開中」という文言だけを載せている会社がほとんどです。
そこを少し変更して「本物件担当者は、動画の26秒頃に流れる1階和室からリビングを眺めるアングルを大変気に入っています」等とすれば、「ん?26秒頃か。どんなアングルか見てみよう」と思っていただける可能性が高まります。
私のクライアントでも、ポータルサイトの担当者コメントを修正しただけで
反響が1.3倍になった不動産さん会社様がいらっしゃいます。
「な~んだ、それだけ努力してたったの1.3倍増かぁ」と思われたかも知れません。しかし、我々不動産売買業は1件当たりの単価が高い商売ですから、ポータル反響が1.3倍になるだけでも、年間の売り上げには相当なインパクトがあります。
担当者コメントの「上限文字数」を使い切らずに、当たり障りのないコメントを掲載している不動産会社様は、今日から「文字数制限を使い切る」ようにしてください。
我々不動産プレイヤーは「楽して儲けたい」「細かいことは面倒臭い」というメンタリティで仕事をしてしまうことが多く見受けられます。
しかし、「神は細部に宿る」とも言います。
是非、細かい部分に工夫を凝らし、ポータル反響を増やして下さい。
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株式会社レコ
不動産業専門コンサルタント
梶本幸治
本稿は、株式会社レコ 梶本幸治が不動産売買仲介の仕入れ営業・販売戦略などについて独自の思想と実務経験に基づき執筆した著作です。
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本稿は、不動産・住宅関連業界向けの情報サイト「リビンMagazine Biz」に掲載された梶本のコラムを、必要に応じて改題・加筆修正のうえ再掲したものです。
再掲の経緯については、お知らせ欄の「リビンMagazine Biz(運営:リビン・テクノロジーズ株式会社様)掲載コラム再掲のお知らせ」をご覧ください。