何故、不動産トップ営業は、社長と喧嘩して独立するのか？

「ウチのトップセールスだった営業マンが、独立するって言い出したんだけど、今まで目をかけてやった恩も忘れて、とんでもない奴だ！」って言っておられる不動産会社社長に出会った事はありませんか？きっと何人か思い浮かぶはずです。
まぁ、気持ちは分かりますがちょっと考えて見て下さい。
エース営業マンと、不動産会社社長の関係が良い時は問題ないのですが、この関係が少しでもギクシャクしだすと、営業マンは「うるさい社長だなぁ。独立してやった方が良いんじゃないかなぁ」と思いますし、社長は社長で「ちょっと数字が挙がるようになったら、生意気な口をきくようになりやがって」と思うものです。
つまり営業の天才である「不動産会社社長」と「エース営業マン」という両雄は、並び立たないと認識する事が大切なのではないでしょうか？

社長が人格に優れていて、営業マンが社長の人柄に心服している不動産会社もございますが、これはなかなか狙って出来るものではございません。
上に立つ人間、下で仕える人間、その双方に優れた人間性が備わっていないと出来ない芸当です。
ここはやはり、「両雄並び立たず」と認識し、エース営業マンだけに依存しない営業部隊を作る事が大切だと思いますが、あなたはどのようにお考えですか？