最近では、単に売りませんかというアプローチだけでは無く、各種の相談会を開催し、その集客の結果として不動産売却の依頼を獲得しようとする不動産会社が増えてきたように感じます。
特に平成27年に大改正された相続税や、昨今社会問題化している空地や空家問題に絡めた相談会を開催し、不動産の売り依頼を獲得して行く動きは、今後もさらに活発になって行くでしょう。
このように、相続税の増税問題や空地空家問題からアプローチし、不動産の売り依頼を獲得する手法は、非常に理にかなった手法であり、単に「不動産を売りませんか?」と訴えるよりも効果があるかも知れません。
しかし、相談会を開催して諸問題の背景にある不動産売り依頼を取ろうとした場合、大きな問題に直面します。
それは、相談会への集客をどうするかという問題です。
士業の先生や様々な専門家と共同で相談会を開催するとしても、よほど集客力のある方と組まなければ、参加者のほとんどいない寂しい相談会になってしまいます。
ここでは、そのような相談会への集客をチラシで行う方法をご紹介致します。
これからご紹介する手法は、私のクライアントが実施された相談会のチラシのですが、2回実施した相談会では、合計76,500部のチラシを配布し、12組の相談会集客を達成しました。
実に、6375部で1組の集客を達成出来た事になりますが、どのような紙面構成でこのような結果が得られたのか、次にはそのチラシレイアウトに触れて行きます。