不動産会社のレインズ閲覧対策法|レインズの取引状況登録導入と売却依頼主専用確認画面提供
こんにちは。株式会社レコ コンサルティング本部の梶本です。
いよいよ「レインズにおける取引状況の登録制度の導入と売却依頼主専用確認画面の提供」が始まりまりましたね。
この、レインズにおける取引状況の登録制度の導入と売却依頼主専用確認画面の提供は、東日本不動産流通機構(東日本レインズ)及び、中部圏不動産流通機構(中部レインズ)は平成28年1月4日(月)から開始、西日本不動産流通機構(西日本レインズ)は平成28年1月5日(火)から、近畿圏不動産流通機構(近畿レインズ)は平成28年1月6日(水)から運用開始のようですので、本日、1月7日からは全てのレインズで取引状況の登録制度の導入と売却依頼主専用確認画面の提供が行われる事になりますね。
今後は不動産会社にとって、レインズの閲覧対策(売主様対策)が大きなウエイトをしめるでしょうね。
この、レインズにおける取引状況の登録制度の導入と売却依頼主専用確認画面の提供は、専任媒介契約又は専属専任媒介契約で販売されている物件で、2016 年1月以降にレインズに登録・変更・再登録される物件が対象との事。
又、注目の「取引状況(ステータス)管理」は、次の三種類のレインズ登録物件状態を示す項目をさします。
(1)公開中・・・他の不動産業者から問い合わせを受付けている状態
(2)書面による購入申込みあり・・・不動産業者が書面による購入申込みを受けた状態
(3)売主都合で一時紹介停止中・・・売却依頼主の事情により一時的に物件を紹介できない状態
これで「受託物件の囲い込み」が出来なくなれば、大手業者一人勝ちでは無く、地元で頑張っておられる少数精鋭型の不動産会社さんにも「買付営業」で生き残るチャンスが生まれれば良いなぁと思っています。
しかし、この「取引状況の登録制度の導入と売却依頼主専用確認画面の提供」により、益々売主様のフォローが必要になる事は明らかであり、「自分の事しか考えていない不動産仲介会社」は厳しくなるでしょうね。
では、ここで、売主様のフォロー(売主様対策法)に関して私、梶本が書いた記事を列挙しておきますので、もう一度初心を思い出して頂く意味でもご覧ください。
尚、レインズが「取引状況の登録制度の導入と売却依頼主専用確認画面の提供」を始めても、仕入れ(受託)が不動産会社の業績を左右する事に変わりはありませんので、仕入れに関する記事ももう一度ここでお伝えしておく事にします。
⇒ターゲティングとキャッチコピーで不動産売却反響が取れた成功事例
⇒自社ホームページから不動産査定依頼・買取反響を獲るヒント|月間、査定依頼3件・買取反響2件
⇒不動産売却査定ポータルサイトの成果比較|スマイスター・HOME4U・イエウール・イエイ・SBI不動産一括査定・マンションナビを使った結果
⇒不動産ダイレクトメールの例文|間違った不動産DMの具体例を解説
⇒空き地空き家調査のDMで一番大切な事をご存知ですか?|不動産マーケティング
⇒心に響く手紙を書く意味|福岡県での不動産所有者向けDMの成果
⇒反響比較|イエイ・マンションナビ・スマイスター、HOME4U・イエウール・SBI|不動産一括査定売却ポータルサイトの反響数・受託数・成約数比較
⇒売反響(媒介・買取)獲得後の営業方針|仕入れの為の不動産営業
⇒収益物件の受託(仕入れ)と、健美家を用いた販売に関する反響と成果
⇒不動産会社の看板事例|仕入れ(物件買取)を目指した看板とは?
⇒不動産ダイレクトメール(DM)の開封率向上施策と、封筒の種類に関して
⇒タワーマンション所有者DMの秘訣|DM1200通で反響4件・媒介2件獲得出来た手法
⇒確定版|タワーマンション売り求むダイレクトメールの結果公開|タワーマンション所有者DMの実施報告
いっぱい記事を並べましたが、未読の記事があれば一度チェックして見て下さい。
そして、「レインズにおける取引状況の登録制度の導入と売却依頼主専用確認画面の提供」実施に際して、不動産会社としてどう対策すれば良いのか悩んでおられる方は、この機会に梶本までご相談下さい。
⇒【動画公開】不動産物件仕入れ・媒介受託に関するヒント