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2022/06/16

不動産会社がAI価格査定書を導入する事に関するメリットとデメリットとは?-滋賀県大津市にて

当社でも不動産AI価格査定書を導入し、査定書作成の時間を短縮する事により業務の効率化を図ろうと考えていますが、これについてどう思われますか?

このようなご相談を受ける事が増えてきました。
大量に押し寄せてくる不動産一括査定反響に対応しようとすると、AI査定書を導入して査定書作成の時間を短縮したい気持ちは凄く分かります。では、私は不動産AI価格査定書の導入に賛成か反対かと申しますと、下記のような不動産会社が導入されるというのなら賛成です。

【AI価格査定書の導入メリットを感じる事が出来る不動産会社例】
査定書作成が面倒で、不動産一括査定の問い合わせ顧客に価格査定書を送付出来ていない不動産会社。

つまり「今、査定書をお送り出来ていないのであれば、AI査定書でも良いから送れる体制を整える方がマシである」という事です。このような不動産会社であれば、AI価格査定書の導入メリットを感じる事が出来るでしょう。これ以外の不動産会社に関しては、私は現時点で不動産AI査定書の導入にはやや否定的です。

では、不動産会社がAI価格査定書を導入するデメリットをいくつか上げたいと思います。

 

【不動産会社がAI価格査定書を導入するデメリット
・成約データ(基となるビッグデータ)が少なく、精度も信頼出来ない。
・売り出し事例を基に査定価格を算出しているAI価格査定書もあり、実務で使用出来るレベルにない。
・物件の個別要因を評価する機能が少ない。
・都心部と郊外部では情報量に開きがある。

上記のようなデメリットは、比較的多くの方が指摘しておられるAI価格査定書導入に否定的にならざるを得ない理由です。しかしこれ以外にも深刻なデメリットがあります。
AI価格査定書しか使ったことの無い新人営業担当者とお話していると、次のような方に頻繁に出会います。

・売主様への査定報告で、売主様から査定価格の根拠を聞かれ時、「AIが周辺事例を考慮して算出した価格ですからご安心下さい」と答え、それがおかしな回答である事に気付いていない。
・「〇〇町の相場はいくらくらいですか?」と尋ねると「1500万円くらいです」と総額の話をしてしまう。〇〇町で多く流通している価格帯を【相場】と捉えており、【坪単価】という概念を失ってしまう。

上記のような例は冗談のような本当の話です。
私が先日、社員研修の講師として招かれた滋賀県大津市の不動産会社様でも、上記のような若手営業担当者様がいらっしゃいました。同社の社長は、自社の若手営業担当者がそんな認識で査定をしておられるとは知らなかったご様子で即刻、若手営業担当者の不動産AI価格査定書利用を中止されておられました。

業務の効率化は重要です。
そして、アナログな我々不動産業界にあってはIT技術の導入は喫緊の課題です。
しかし、効率化しなければならない部分と、効率化が未だ難しい部分はじっくりと検証する必要があるでしょう。

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査定書の送付や提示方法に関する記事はコチラ。
動画公開|売主様に査定価格を怒られた時の対応方法はコチラ。
動画公開|査定報告時の価格提示法はコチラ。

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